仲間として誇りに思えるメンバーの集まった法律事務所です
多田 真理子MARIKO TADA
CAREER
経歴 | 慶應義塾大学法学部法律学科卒業(2003) |
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趣味 | 滝めぐり,絵を描くこと |
司法試験受験から法律事務職への思いが強くなった
私は、親戚に弁護士がいたこと、法廷モノの映画等が好きだったことから、高校生ぐらいのときから漠然と、将来は弁護士になりたいと考えるようになりましたが、それは、具体的な目標と言うよりは、漠然とした夢や憧れのようなどこかフワフワしたものでした。大学で法律学科を専攻し、旧司法試験は、短答試験合格までは漕ぎつけましたが、残念ながら最終合格には至りませんでした。
旧司法試験を受験する過程で、最初は、漠然とした憧れに留まっていた法律家になりたいという気持ちが、どんどん強くなっていったのを覚えています。法律を使って人を助けたい、困っている人の役に立ちたいという気持ちが固まり、法律事務員として法律事務所に就職しようと決めました。それで拾っていただいたのが、前職の法律事務所でした。立ち上げメンバーとして参加し、代えがたい経験をたくさんさせてもらいました。
法律事務職を辞めたいと思ったことは一度もない
前の法律事務所では、自分が想像していた以上に案件一つ一つに深く関わることができました。打ち合わせに同席したり、弁護士と一緒に方針を検討したり、書面作成や、尋問の準備など、様々な経験をしました。また、依頼者の方と密に関わることができ、直接感謝の言葉をいただくことが、何よりも、法律を使って人の役に立ちたいという思いが叶えられていると実感できる瞬間です。
もちろん、法律問題はシビアな問題が非常に多く、実際に案件を扱っていると、憧れの世界とばかり言っていられない厳しい現実に直面することもあります。しかし、一人で戦うわけではなく、依頼者の方、一緒に担当する弁護士、周りのパラリーガル仲間という味方がいるので、辛くて仕事を辞めたいと考えたことは幸いにも今までありません。前職を始めてから十年以上が経ちますが、まだまだ勉強することがたくさんあり、成長し続けていけるこの仕事に誇りを持っています。
2児の母として
私には、現在、2人の子供がおります。共働きの現実は、想像以上に厳しく、朝から晩までノンストップで慌ただしい生活を送っています。
しかし、私にとって子供の存在は、育児と仕事との両立の大変さ以上に、元気と活力を与えてくれるものです。子供が起きている間は、つい、鬼の形相で怒ってしまうこともしばしばですが、寝顔を見ていると癒され、明日も頑張ろうという気持ちになります。
また、子供の保育園で知り合った共働きのお母さんたちと話しているうち、育児のみならず仕事にかける熱意に触れることがあり、同じ立場であることの共感以上に、たくさんの刺激をもらっています。
メンバー同士の信頼と一体感がある
弁護士法人エースで私が一番誇りと思えるものは、弁護士であるかパラリーガルであるかを問わない、全員の、お互いへの信頼と一体感です。
弁護士もパラリーガルも、お互いへの信頼があるからこそ、それぞれ自分の意見を臆せずぶつけ合うのですが、向かっている大きな方向性は一緒であるという信頼があるため、建設的な意見のやり取りが盛んに行われます。表情や機嫌を伺って、必要な意見を言うのが憚られる、というような状況とは無縁の組織です。法律のプロフェッショナルである弁護士と、より依頼者に近く素朴な観点を持ったパラリーガルとが、方向性を同じくしてタッグを組むことが、より良い事件解決をもたらすものと実感しております。
また、弁護士同士、パラリーガル同士の横のつながりも強く、常にフラットでオープンであるため、情報共有もしやすく、全員が一緒に高みを目指していける仲間です。私は、全員がお互いを高め合っていけるこの環境が何より好きです。そんなエースの一員として、また、パラリーガルのリーダーとして、更に成長をし、より良いリーガルサービスを依頼者の方に提供していきたいと思います。