依頼者▶︎ Hさん 50代男性 会社員(IT関連)

争点:在職中の請求の可否、労働時間の立証

ご相談の経緯
Hさんは「会社を辞めないと残業代は請求できないのでは」「在職中に請求したら社内で気まずくなる」と、強い迷いを抱えてのご相談でした。残業代に未払いがある自覚はあるものの、退職を覚悟しなければ動けないと思い込んでおられました。

当事務所の対応
まず、未払い残業代は在職したままでも当然に請求できることをご説明し、受任しました。在職中の請求では会社との関係への配慮も必要になるため、進め方を相談しながら手続を進めました。労働時間については、客観的な勤怠記録をもとに未払い額を正確に算定し、根拠を明確にしたうえで会社と交渉・手続を行いました。

結果
当初に見積もった請求額を上回る、約600万円の解決金を獲得し、Hさんは在職を続けたまま、正当な残業代を取り戻すことができました。

解決のポイント
残業代の請求に、退職は必須ではありません。在職中でも、正確な計算と適切な進め方によって、無用な摩擦を避けながら未払い分を回収することは十分に可能です。